INTERVIEW
社員インタビュー
INTERVIEWインタビュー
入社のきっかけ、志望動機は何ですか?
異業種から新たな業界へ
ものづくりの現場に転職
前職は建設業界で働いていたのですが、新たな仕事を探していたときにマルト長谷川工作所に勤めていた友人から紹介してもらいました。その建設業の前は自動車修理の仕事をしていたこともあり、ものを直したり、いじったり・・というのは好きだったので、元々ものづくりの仕事への興味はあったと思います。また、小規模の会社に勤めていたので、大きな会社でも働いてみたいという気持ちも手伝って入社を決めました。
「入社してよかった」と感じていることは何ですか?
ものづくりという新たな学びに加え、
新たな経験を積めたことに喜び
私は入社してから現在に至るまで、鍛造だけでなく、他の製造工程にも携わってきました。その中で様々な作業を経験したり、たくさんの方々から多くの事を教わりました。この経験があったことで、初めて関わった業種で新しい知識と経験を積めたこと、機械を使い「ものをつくる」ことを勉強できたのがよかったですね。他には、休日が多い点も入社してよかったと思う理由です。この地域には以前産業カレンダーというのがあったのですが、当社はそのカレンダーより休日が10日多いんです。体調を崩したときも有給扱いにさせてもらえるのはありがたいですね。
現在の仕事内容を簡単に教えてください。
チームのマネジメント業務がメイン
課員が計画的に作業できるよう日々奔走
これまでは鍛造課の課長職だったのですが、今後は製造部全体を見る立場にもなるので現在業務を引き継ぎ中です。鍛造課での主な仕事はマネジメント業務です。鍛造全体で生産計画が出るのでスケジューリングや原材料の発注、仕事の割り振りなど幅広く担当してきました。これらの業務を通して私自身が感じる「ものづくり」の魅力は、自分が携わったものがお客様に使ってもらえること、これに尽きます。SNSなどでお客様から「この製品じゃないと」という声を聞くとますます責任を持って作らないと、と思いますね。
一番印象に残っている仕事はどのようなものでしたか?
長年活躍してきた機械設備を更新
扱いが難しい素材の鍛造技術も習得
昭和30年頃から活躍してきた鍛造課の各設備を更新したこと。設備に関して勉強したり、業界内を調べたりと苦労もありましたが、順次入れ替えを進め、今後何十年先も問題なく生産できる体制を整えました。もう一つは、医療系のステンレス製品全般の鍛造技術の習得です。ステンレスは普通の鉄材より冷えやすく硬い為、扱いが難しいです。なので鍛造機のペダル操作を「適度な加減と一定のリズム」で素早く繰り返しながら作業するのですが、どれもが繊細な作業で試行錯誤しました。今は工程のマニュアル化を進めている段階ですが、経験や感覚によってでしか技術を取得できない部分もあると思っています。
仕事のやりがいを教えてください。
課の課題をクリアできたときに達成感
課員の成長を感じた瞬間にやりがいも
鍛造課としての年間目標や課題を解決できたときに達成感があります。毎年、会社の方針に沿って各部門で方針や目標を設定しています。例えば、イベント「工場の祭典」で見学に来てくれたお客さんに鍛造の歴史を分かりやすい形で伝えたいと改善活動として年表の作成も。年末には、年間で取り組んだ社内での改善活動の発表をする場があるのですが、その取り組みで賞をもらったことも・・・。うちの課はわりと毎年賞をもらっていますね(笑)。また、課員がどれだけスキルアップをしたなどの成長が見えるとやりがいを感じます。
社内はどんな雰囲気ですか?また、社員同士でどのようなコミュニケーションを図っていますか?
会社全体がアットホームな雰囲気
他部署の社員とコミュニケーションの場も
全体的にアットホームな雰囲気だと思います。仕事で分からないことも聞きやすく、上下関係なく話しやすい環境ですね。ピリピリと、という感じはないですね。悪くいえばゆるいのかな?という感じもしますけど(笑)。任意ですが、仲の良いグループ単位や部署単位、または会社全体で飲み会や食事会なども開いてくれています。当社は部署ごとで建屋が異なるので、他部署の社員と顔を合わせる機会が限られてしまうこともあり、そのようなコミュニケーションの場を設けてもらっています。
これから会社でどのように成長していきたいですか?
広い視野で会社全体に目を向けたい
さまざまな変化に対応できるための学びも
これまで鍛造課という一つの課でずっとやってきましたが、これからは会社全体の部署を見ていく立場になります。専門的な知識はもちろんのこと、広い視野を持って会社全体に目を向けられるよう、日々勉強したいと思っています。それに加えて、多くの変化にも対応できるようになりたいですね。
就職活動中の方へメッセージをお願いします。
どんな状況でも対応できる力が大切
お互いを思いやる環境が自分の成長に
どのような仕事に就くにせよ、すべてが希望通りの状況だとは限りません。どんな状況にも合わせられる対応力が大事。例え、困難なことがあったとしても前向きに捉え、自身の成長や財産につなげて、スキルアップのチャンスと思って取り組んでほしいですね。また、一人で会社での仕事はできません。当社でも一つの商品が多くの工程を経て完成します。もし、前後の工程で適当に作業をしたら次の部署が困りますよね。お互い協力し合うことが重要です。自分のため、皆のためを意識して働ける環境を探してみてはいかがでしょうか。
SCHEDULE 一日のスケジュール
各課長が集まり生産状況報告、情報共有等
各ライン品質確認、担当作業
昼食・休憩
協力企業へ運搬
関係業者との打合せ
設備修理
生産実績入力、伝票類まとめ、次日準備、予定確認
退勤
HOLIDAY 休日の過ごし方
子どものスケボー大会出場に合わせ
休日は家族で県内外へおでかけ
休日は主に家族で県内外問わず、出かけることが多いですね。特に小学5年生の子どもがスケートボードをやっているので、そのイベントや大会などに行く機会が多くあります。最近はスケートパークがあちこちにオープンして、いろんな大会があるので参加しています。私自身はスケートボードはしませんが…(笑)、競技を観ることにはまっています。